エリート アイスフライのレビュー
ようやく、待ちに待った梅雨明けですね!
梅雨明け早々30度超えの快晴&猛暑でしたね。
すぐに台風来るらしいですけど…
梅雨明けてすぐこんな暑さなので8月はどんな暑さになるんでしょうかね。暑いの苦手なので、戦々恐々としています。
そんな訳で、暑さ対策にエリートの保冷ボトルを買ってみました。
保冷能力だけ考えればサーモスのステンレスボトルがベストなんですが、如何せん値段が・・・
そんな訳で、サーモスの約半分のお値段で買えるボトルの性能はどんなもんか見ていきたいと思います。
外見はこんな。
飲み口になぜか蓋がついてますが、簡単に着脱にできるタイプでした。多分MTBとかダートコースを走るときの泥防止用なんでしょうね。
蓋を外せば、普通のボトルと変わらないですね。蓋は特に保冷効果はなさそうなので、ロードバイクの場合は外した方がいいですね。
飲み口はFLYと同じでした。
持ってる方はご存じだと思いますが、現モデルのFLYは流量が多く飲みやすいですし、飲み口の上の部分が外れるのでメンテナス性も良いですので、それが受け継がれているのは嬉しいですね。
握り心地はFLYと比べて少し硬かったですが、気にするほどでもないです。
サイズは同じ500mlのFLYと比べて少し大きいです。
ちなみに重量を測定してみました。
エリート FLY 500ml ・・・53g
ICE FLY 500ml・・・123g
CAMELBAK CHILL 750ml・・・119g
750mlボトルよりも重いですね・・・ICE FLYのFLYとは一体・・・
肝心の保冷能力についてですが、商品説明では「2.5時間保温」と書かれていますがこれだけだと、よくわからないので実験をすることに。
実験方法は簡単。冷水を入れて炎天下の自宅ベランダに放置して、30分ごとに水温を測定します。
比較として、保冷能力のないノーマルのFLYと保冷能力のあるCAMELBAKのポディウムCHILLを使います。
ちなみにCAMELBAKのCHILLですが、以前保冷効果があるとの事で買ってみたのですが、肝心の保冷能力がイマイチでしたし、飲みにくい&洗いにくいので封印していました。
で、結果がこちら。
経過時間 | 気温 | FLY | ICE FLY | CHILL |
---|---|---|---|---|
0分 | 31℃ | 7.0℃ | 6.9℃ | 7.4℃ |
0.5時間 | 31℃ | 24.5℃ | 8.3℃ | 12.4℃ |
1時間 | 32℃ | 33℃ | 18.3℃ | 23.2℃ |
1.5時間 | 32℃ | 37.4℃ | 25.7℃ | 29.4℃ |
2時間 | 30℃ | 37.7℃ | 32.1℃ | 33.1℃ |
2.5時間 | 30℃ | 38.0℃ | 34.7℃ | 35.6℃ |
3時間 | 31℃ | 38.6℃ | 36.7℃ | 37.2℃ |
㊟ベランダ自体が40℃くらいまで熱くなっていたので、ベランダから受ける反射熱でかなり急速にボトルが温まってしまったので、正確には測定できなかった気がします。
期待通りというか嬉しい結果ですね。
前述した通り、ベランダが予想以上に熱くなってしまい、保冷能力がサイクリング中何時間持続するのかについては、サイクリング中を想定したときの値からはズレてしまった気がするので、もう一回実験やり直したいとおもいますが、
ざっくりとしたの性能と他のボトルとの比較は出来たと思います。
保冷能力のないFLYは、すぐ水温が上がってますが、保冷能力のあるICEFLYとCHILLはゆっくりと温度が上がってます。
また、CHILLに比べてICEFLYの方がさらに上がり方がゆっくりですね。
保温時間も40℃近い場所に放置しても1.5時間くらいは持ったので、サイクリング中はもっと持つと思います。
商品説明の2.5時間は恐らく20℃前後に保てるのが2.5時間くらいということではないでしょうか。
とりあえず、もう一回実験してみます。
結論としては、FLYから受け継がれた飲みやすさとメンテナンス性に加えてそこそこの保冷能力もあるので、割とアタリな商品なのではと思いました。