xiaomiの中華電動ポンプ:Fumpaの代わりに?
サイクリングで最もテンションの下がるアクシデントと言えば、「パンク」
特に携帯ポンプで空気を入れようとすると、何回もポンプを押し込まないといけないし、すぐに入れにくくなるし、入ったとしても6barくらいまでしか入らないので、かなり萎えるというか、ツライ。
そんな訳で、この苦行を少しでも楽にしたい!
という事で、携帯型の電動ポンプを買おう、となりました。
が、電動ポンプで一番有名なメーカーと言えば、Fumpaですが、安いFumpaminiでも、2万円越えと、中々簡単に手を出せない金額。
それなら、CO2ボンベ使ってた方が、まだ安いのでは?と思ってしまいます。
かといって、AMAZONのよくわからないメーカーの電動ポンプは、サドルバッグに入りそうもないので断念。
どうしようかと思っていたら、これだ!と思える商品を見つけちゃいました。
ジャン!
困ったときの、Aliexpressです(笑)
日本だと知られていないかもしれませんが、Xiaomiという、ちゃんとした有名メーカー製なので安心できるし、お値段もなんと5千円ちょっとという安さ。
これなら、まあ失敗してもあまり痛くないということで購入。
以下、そのレビューです。
外観&重量
中身はいたってシンプルに、
・本体
・充電コード(Micro-USB式)
・仏式のアダプター&ボール用のアダプター
・取扱説明書
となってます。
本体のデザインは、ぱっと見チープな感じはなく、ネジ山などもなく質感も綺麗で、エアーホースもしっかりと作られている感じでした。
これ事前知識なければ、ぱっと見中華とは気付かないかも?
ボタンは、まるで初代ipodのようなデザイン。意識してるのかな?
大きさは、エリートのFLYボトル(500ml)より少し小さいくらいです。
充電コードはMicro-USBタイプなので、例え付属のをなくしても近くの電気屋で買えるのもポイント高いですね。
残念ながら取説は日本語非対応なので頑張って英語を読むしかないです。
デメリットを挙げるなら少し重いかなと。実測で421gだったので自転車パーツとしてはかなり重い部類ですね。
軽量化が命!って人が見たら卒倒しそう(笑)
性能
Aliexpressの商品ページによると、
・3~150psまで対応
・設定した空気圧になると自動で停止
・モニタには現在の空気圧を表示
・満充電でロードバイク用のタイヤを8回入れられる
との事でした。
でも公式の商品紹介や説明書は、なかなか信用できないので実際に実験してみることに。
実験の条件は、
・設定する空気圧は100ps(自分がいつもフロアポンプで入れている気圧)
・8回まで入れ終わったらそこで終了。(8回以上やってもあんまり意味がないので)
です。
で結果は、
本当に100psで8回入りました!やったー!
これがその時の写真。このメーターを信じるなら、8回目でもちゃんと100ps入ってます。
例えメーターが少し不正確でも、触った感じちゃんと入ってました。ずれてても数psだと思います。
あと入れる速度は、0psから100psまで大体1分40秒くらいで、8回目でも特に勢い衰えることなく入りました。
充電も、日本の家庭用コンセントで問題なく使えます。ただ、スマホとかと比べると充電速度は遅い気がしますが。(最大3時間ほど)
ちなみにライト付き。
これで夜の作業も安心?
使ってみて感じたデメリットは、
まず、バルブにホースを差し込むとき、ホースの先ををネジを回すようにひねりながら入れていかないといけないという事です。
普通に押し込むだけでは、入れてる途中で空気が漏れます。
ただ抜くときは、そこで空気が一気に漏れるというという事はありませんでした。(もちろんちょっとは漏れます)
後は駆動時の音は気になるかも。
入れているときはかなりうるさいです。イメージとしては掃除機よりちょっとうるさいくらい。(カタログだと80dBと書いてありました)
夜中に家の中でやるのはちょっと遠慮したくなりますが、サイクリング中の外なら問題はないと思います。
収納性
肝心なのは携帯できるかどうかですが、結論から言うとバッグによって入るものと入らないものがあると思います。
自分が使ってるのはトピークのエアロエッジのMサイズですが、チューブ1本+タイヤレバー+携帯工具+この空気入れ、の構成でギリギリ入りました。
入らない可能性もあると思うので、そこは注意してくださいね。
ちなみにジャージのバックポケットにも一応入りますが、重くてジャージが伸びそうなのであまりお勧めはしません。
まとめ:十分使える!
期待値が低かったのもありますが、かなり満足のいくポンプでした。
確かに、駆動音がうるさいとか、かさ張るなどのデメリットもありますが、それ以上にサイクリング中に楽して、100ps入るポンプを携帯できるというのはかなりアドバンテージだと思います。
値段も5000円程度とそこまで高い商品でもないので、壊れても少し財布にダメージが入るくらいなので、これはアリだなと思います。
サイクリング中の空気入れにお困りの方、いかがですか?